See you one day

== 読書日記 ==

読書日記

借りた本

仁木英之 「千夜と一夜の物語」(初)

よくわからない本でした。
作中でヒロイン=語り部によって語られるもう一つの物語が、作品内での現実とリンクしていくという手法はきらいではないけれど、ヒロイン=語り部のわざとらしいまでの語り口調、姉の性格と言動があいまってどうしてもライトノベルを読んでいるかのような気分になるのです。
ライトノベルにもおもしろいものがあるのは知っているし、ライトノベル自体がある種のお約束というか、様式美で構成されているのも理解しているつもりなのですが、最近どうもそのお約束・様式美が辛いというか、好まないというか。
別の作家さん(初見)でも、そういう作風・手法なんであろうと思いながらも、ネット上で散見される自己陶酔した脳内垂れ流し系のとくに山場もなければオチもないものとか、頑張って読んでもその良さなり面白さの片鱗すら理解できなかったり、年を重ねることで自分の好みが固まったというか、感性が鈍くなったというのか、視野が狭くなったのか、もしかしたら「出会うべき時期に出会えなかった」作品なのかもしれないなと思うと色々と残念に思います。
そんな私が読む度に「ああ、日本語が美しい」と思うのが有吉佐和子さんの「和宮様御御留」
和宮降嫁の際に、和宮と別人が入れ替わったという設定なのですが、会話文の敬語の美しいこと。
どれもこれも普段絶対に使うことのない言い回しだけど、声に出して読みたい日本語だなぁと思うのです。



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